
3日に開幕した天皇杯。全体としてほぼ上位カテゴリーに属するクラブが順当に勝ち進んだ。Jリーグ内定者2選手を擁する米子北高はレノファ山口に敗れた。また、東京都代表の東京Vユースは駒澤大に敗れたが、翌日の高円宮杯では勝利している。
分野は違えど、“プロ”の世界で活躍する二人の高校生の対談が実現した。今季、2種登録選手として高校3年生ながらJリーグの公式戦に出場している東京Vの高木善朗。一方、ドラマやCM、雑誌などさまざまな分野で活躍し、今年から2010Jリーグ特命PR部女子マネージャーに就任した足立梨花さん。偶然にも同じ高校に通っている二人が、学校やJリーグのこと、そして15日に足立さんが訪れる予定のJ2第22節・東京Vvs札幌(国立競技場)に向けて語り合った。

試合は53分の青木孝の投入を機に完全に傾いた。それまでもボールを保持されていた東京Vだが、センターに構えるネットにボールが入らなければピンチにはならずに済んでいた…

ホーム初勝利の凱歌
試合開始すぐの出来事だった。ホイッスル直後にあった接触プレーで菊岡が右ひざを打撲。何度か屈伸運動をするが歩くこともままならず、すぐに高木善との交代が告げられる。アイディアの源泉を失った東京Vは、攻撃の停滞を余儀なくされる。しかし、それ以上に両チームを悩ませたのが、2週間で5試合という過密日程だった…
18日、東京Vが新シーズンのスタートを切った。新体制は監督に川勝良一氏、強化部長に千葉でGMを務めていた昼田宗昭氏が就任。これに都並敏史育成スーパーバイザーを加えた3人がチーム、強化、育成の三本柱を担当していくことになる。

東京Vは攻撃的に勝ちにいく
9月30日、日本テレビから東京ヴェルディホールディングスへの株式譲渡が完了した。ただ、エンブレムに入った“FC NIPPON”の文字は今季そのまま。変化を感じるのはシーズン終了後のことだろう。
クラブハウスでも変化といえばロビーにソファーが新設されたくらいのもの。監督や選手は目の前の試合に集中しようとしている。今節は甲府と対戦。今季、“J2ビッグ4”からは湘南に1勝しただけで甲府にも2連敗中。「3戦全部は(負けてはなら)ない」(河野)、「同じ相手に3回負けられない」(高木監督)と、選手監督ともに声をそろえる…
「主導権を持って昇格争いができる」(安間監督)
前節・岐阜戦の勝利により、甲府が昇格圏内の3位に浮上。「第1クールや第2クールの時期と違い、残りの試合数が一ケタになってこの位置にいる意味は大きい。今までは相手の結果次第で順位が変わったけど、残りの試合は自分たちが主導権を持って昇格争いができる」と安間監督は明るい材料であることを口にする。逆転勝ちを収めたことも、チームにとって大きな意味を持つものだった…

鳥栖にとって最高のモチベーション
前回対戦の数日後、「僕が鳥栖に来て5年目ですが、先日の東京V戦は最低の試合でした」と吐き捨てた鳥栖・岸野監督。試合開始直後に東京VのMF菅原が退場になり、ほぼ90分間、数的優位に立って相手の倍以上となる14本のシュートを放ちながら、カウンターから失点して0-2で鳥栖はぶざまに敗れた。その屈辱を鳥栖の誰もが忘れていない…





