J1第21節・川崎F戦から中2日で迎えるこのFC東京戦。しかも、第1戦はアウェイとなるため、「選手の状態は明日(8月31日)になってみなければ分からない」と長谷川監督はけが人やベテラン選手の状態を気にかける。ただ、コンディションに問題がなければ川崎F戦に出場した11人がそのまま先発することになるだろう。

90分を通して、横浜FMに好機ははほとんど訪れなかった。シュート8本という数字も不本意ながら、流れの中から可能性を感じさせたのは50分のプレーのみ。小椋の浮き球スルーパスに反応した渡邉がトラップから右足を振り抜いたが、シュートは枠をとらえ切れなかった。
しかし、横浜FMには伝家の宝刀がある…

美技応酬。満員の瑞穂で熱きバトル
何かをしかける予感はあった。
試合前日、名古屋のストイコビッチ監督は意味深な発言を残していた。「キーポイントは言えない。試合が始まってからすべてが分かる」。時に奇襲をしかけるピクシー。第10節・浦和戦では開始早々にシステムを変更、結果は黒星も作戦自体は機能した。そして今回、指揮官はまたしても奇襲に出た…

J1再開へ向けての復習と予習
…開幕は、首位・清水がきっかけをつかんだ試合でもある。広島相手に、終了間際まで0-1のビハインド。だが、ロスタイムに大前のゴールが生まれ、特別な勢いを得ることとなった。この得点がなければ、新しい形に挑んでいた清水が迷走していた可能性すらあっただろう。一方、このとき早くも初体験のACLとの並行日程の難しさを感じさせた広島は、9位で前半戦を終えることとなった。
互いのプライドを懸けた静岡ダービーは、熱気に包まれるアウスタとは対照的に均衡した立ち上がりを見せた。序盤、清水は最終ラインからシンプルにロングボールを入れて揺さぶりをかける。ヨンセン、藤本、さらには2列目から小野や兵働がスペースに走り込むが、磐田の陣形を崩すまでには至らない。一方、磐田もしっかりとした守備網で相手の攻撃を防ぐものの、相手の厳しいプレッシャーに攻撃の形を作れない。「ピンチらしいピンチもそれほどなかったが、チャンスらしいチャンスも作ることができなかった」(柳下監督)立ち上がりだった。


途中出場の原、値千金の決勝点
立ち上がりから、ホームの浦和が猛攻をしかけた。7分、ポンテから左サイドの宇賀神にボールが渡る。クロスボールはDFに当たり、そのこぼれ球にエジミウソンが詰めてシュートを打ったが惜しくもサイドネット。続く8分には右サイドから柏木がシュートを放つが、これも左に外れた。浦和の一度サイドに開く攻撃の形がうまくハマる…

“キングゴリラ”、 FC東京を救う
前半、立ち上がりからペースをつかんだのはFC東京だった。意識的に前からボールを追って清水にプレッシャーをかけてミスを誘う。さらに、ボールを奪えばしっかりと人数を掛けて攻撃をしかけた。右サイドの石川、長友という武器をうまく使いサイド攻撃をしかけたかと思えば、FWの平山が中盤へ下がってフリーでボールを受けてから展開するなど、とにかくボールをつないで攻撃の時間をできるだけ長く保った…





