
上位への挑戦権を得るための戦い
前節・浦和戦の劇的な逆転勝利で“7連戦”を締めくくった川崎F。タイトルを目指す彼らにとって、満身創痍のなかでつかんだ勝利の価値は計り知れない。だが、それを真の意味で上位進出のきっかけにできるかどうかは磐田戦で勝ち点3を積み重ねられるかどうかに懸かっている。
「上位浮上の試合」と位置付けた第9節は、横浜FMに敗戦(1-2)。浦和戦の勝利後も「計算上は5ポイント足りない」と語った関塚監督は、ここまでの成績に満足していない様子。イ・グノが加入してから躍進著しい磐田との試合は、上位への挑戦権を懸けた戦いになる…
「45分間はウチのゲーム」(アレックス・ミラー監督)。「前半は情けないゲームだった」(茶野)。
両者のコメントからも分かるとおり、前半は完全に千葉のゲームだった。千葉はこの日、巻・深井・谷澤の3トップを採用。
[入れ替え戦]
■磐田 vs 仙台
磐田は明らかに動きが重かった。「最初の20分はまったくプレーできませんでした」とオフト監督が試合後に振り返れば「不安な気持ちを持ちながらピッチに入ったかもしれない」と川口も語っている。決してメンタル面の優位性は存在しなかった。では、勝負を分けたのは何だったのか。それは個々の能力の差だった…
■磐田 vs 仙台
優先すべきは点を取りに行くことか、それとも失点を防ぐことか。J1とJ2、ホームとアウェイ、さまざまな状況が絡み合うなかで始まった試合は、互いにふだんのリーグ戦と違わぬスタイルに収まっていく…
相手に合わせたサッカーよりも、今季積み上げてきたサッカーを仙台は選ぶ。リーグ終盤戦、仙台は個人能力の高い対戦相手にはボランチを2人置く形と3人置く形を併用してきたが、この1年の集大成を見せるこの入れ替え戦では、[4-4-2]で真っ向勝負を挑む可能性が高い。
手倉森監督が警戒しているのは、前田とジウシーニョの2トップ。「あの場所でボールを収められると厄介。彼らには1対1で……
■鹿島(1位) vs 磐田(15位)
優勝争いをする鹿島と残留争いの磐田。磐田に在籍経験のある大岩は、いまの状況を「寂しいこと」と話したが、鹿島にとっては優勝の可能性もあり、勝ち点3は絶対に必要だ。前節・大分戦で素晴らしい試合をした鹿島が今節もやるべきことは変わらない…
磐田の目的ははっきりしている。残留争いのなか、イレギュラーな日程で試合が組み込まれたが、最優先事項はあくまでもJ1に残留すること。J1第32節・柏戦からメンバーが大幅に変わることは間違いない。先週からリーグ戦組と天皇杯組に分かれた練習も行われていた。そういった点を考慮すればこの試合に対するスタンスは自然と見えてくるはずだ。
しかし、メンバー変更……











