
大宮快勝、鈴木新体制での第一歩
チャン・ウェリョン監督が辞任、新監督に鈴木淳氏が就任した大宮。この京都戦は、自然と耳目を集める一戦となった。
その中で大宮は、序盤から主導権を握る。縦に速い展開に加え、ショートパスを織り交ぜ、コンビネーションから京都ゴールへと迫った。すると11分、藤田の素早いスローインを受けた村上がクロスを送ると、染谷のマークを完全に外した石原が左足でゴール。大宮が先制に成功する…
この日、京都の気温は25℃。そうした寒暖の差が影響したのか、仙台は「入り方が少しフワッとなってしまった」(手倉森監督)。対照的に京都は「先手を取りたかった」(加藤監督)と、まだ体調的に90分のプレーが難しい渡邉をあえて先発起用し、序盤から勝負に出た。

川崎F、G大阪を葬ったホームで“意地”を
すでに天皇杯で敗れている京都は前節から2週間のインターバルがあった。先週は選手のコンディションを考慮して、戦術的要素を取り入れつつ疲労回復を図るメニューを行っており、今週から鹿島戦へ向けてのトレーニングを始めている。鹿島との前回対戦は敵地で逆転負けを喫しているが、西京極開催での試合に限れば相性が良く、2000年以降は公式戦4勝2敗という成績だ。だが現在のチーム状況はそうしたデータにすがりたくなるほど良くない。何しろ2カ月もの間、リーグ戦での勝利から見放されているのだ…
攻守のキーマン不在。鹿島の正念場
逆転優勝のためには勝ち続けるしかない鹿島。残り3試合すべてが重要な試合ではあるが、なかでも最大の難関が今節の京都戦だろう。マルキーニョスと岩政が累積警告による出場停止。加えて、代表招集のあった内田、興梠は木曜に帰国という過密スケジュール。さらに2000年以降、西京極で開催された公式戦は2勝4敗と鹿島にとっての鬼門となっているのだ…

新たなスタイルの浸透度をはかる試金石
興味深い試合になるのではないか。コンビネーション・サッカーを標榜する浦和が、リアクション・サッカーを得意とする京都を相手にどんな試合を見せるのか。相手の長所を消しながらも大胆に勝ち点を狙ってくる相手に対して、浦和はどこまでやれるのか…
京都は鋭利なカウンターで崩す
前節でホーム3連勝を飾った京都だが、アウェイでは2敗と対照的な成績。今節は赤い大観衆の声が響き渡る敵地で勝ち点奪取を目指す。今季のチームは守備が機能している。自陣で守りに徹した第4節・鹿島戦は例外として、第3節・G大阪戦や前節・新潟戦では高い位置から相手へのプレッシングを実践…

休養十分。この京都戦で勢いを得る
ACLを含む5連戦を戦った鹿島に、1週間の小休止が入った。連戦直後には、普段「疲れた」と言わないような選手も「疲れてない?」といった質問に否定の言葉が返ってこなかった。エースストライカーとしてチームを引っ張るマルキーニョスも「スゲー、ツカレタ」と一言。代表戦があった内田を含め、選手たちはホッと一息ついたようだった。
CBだらけ? “チームQ”の揺るがぬ哲学
開幕戦からの布陣を見ても分かるように(右図)、京都では先発11人の中にCBが本職の選手が多数起用されることが珍しくない。ついでに言えば、加藤監督を筆頭に、秋田・森岡の両コーチもCB出身だ。何故こうした現象が起こるのか? 複数あるフィールドプレーヤーのポジションの中で最も守備力が必要とされるCB。多用されるからには理由がある。
■FC東京(6位) vs 新潟(14位)
・FC東京、勝利で“上”に食らい付け
■大宮(13位) vs 京都(12位)
・“あと1勝”同士。残留争奪戦
■清水(7位) vs 千葉(17位)
・指揮官と救世主の乖離
■横浜FM(11位) vs 東京V(16位)
・東京V、残留への分岐点“クラシコ”
[J1]鹿島 vs 京都
鹿島の“13”が正当に受け継がれていることを示した試合だった。現“13”興梠の意地の一発で先制した鹿島が終始ゲームを支配し、首位をガッチリキープする勝ち点3を挙げた。試合序盤、京都はマンマーク気味の積極的な守備で入る。しかし、それもつかの間……

■[J1]浦和 vs 京都
前節、敵地での名古屋戦で勝ち点1獲得にとどまり首位浮上の好機を逃した浦和。「ピッチコンディションが良くない」(エンゲルス監督)駒場に京都を迎え、今節こそ首位返り咲きを狙う。








