“明るい”。今週の大分の練習からはそんな雰囲気が見て取れる。リーグ戦ここ4試合で1勝3敗と結果だけ見れば明らかにペースダウンしている大分だが、そんな状況もこのチームにとってはあまり関係のないことなのかもしれない…
28日に行われた合同会見で、ナビスコカップ決勝へ向けての抱負を聞かれた長谷川監督は「ナビスコカップを獲るために準備してきた。どうしても獲りたいという思い入れがある」と、このタイトル奪取に向けて並々ならぬ意気込みを語った…
プロ、アマ問わず、全国のサッカーチームが日本一を目指す天皇杯。9月20日に開幕してから約1カ月半が経過し、ベスト32が出揃った。そして、2日から開催される4回戦にはJ1チームが登場。今大会もカテゴリーに関係ない真剣勝負が各所で見られることだろう。
■MF 28 山本 真希(清水)
清水の若き才能が殻を破りつつある。ジュニアユース、ユースと清水の下部組織では背番号10を身にまとい、クラブの期待を一身に背負ってきた。山本真希――。今季のナビスコカップグループリーグ第4節・磐田戦で今季公式戦初先発を飾ると、先発定着の足がかりをつかみ、準決勝第2戦・アウェイのG大阪戦では先制点も記録。96年大会以来の決勝進出の原動力となった。その後はリーグ戦でも着実に出場機会を重ねている山本真希に、ファイナルへの決意を聞いた。
ナビスコカップのタイトルは『獲れるモノ』ではなく『獲るモノ』
――今季の開幕前、長谷川監督は『タイトル奪取』を掲げていましたけど、獲れるモノは獲りたいですか?
「『獲れるモノ』じゃなくて、『獲るモノ』です。こういう機会は、そんなに滅多にあることではないので、これから先はどんどんそういう機会を増やしたいと思いますが、目の前のチャンスはモノにしたい」
――決勝戦を楽しみにしている清水のサポーターにメッセージを。
「12年ぶりのナビスコカップ決勝になると思いますが、ぜひ優勝してみんなで喜びたいです」
■DF 4 深谷 友基(大分)
J1初タイトルまであと一つ。03年のJ1昇格後、ついに“九州の雄”が初戴冠に王手をかけた。今季こそナビスコカップファイナリストになり、リーグ戦でも上位につけるなど(第30節終了時点・4位)、躍進は目覚ましいが、昨季は残留争いを繰り広げるなど、大分の歴史には“苦闘”という言葉がつきものだった。05年の大分入団以降、生え抜きとしてクラブの酸いも甘いも知る深谷が、J1初タイトルに懸ける決意を語った…
――緊張はありますか?
「いや、それよりも楽しみのほうが大きいですね。優勝できれば本当に全国の人にもトリニータをアピールすることができるし、もっと大分でもトリニータを見たいという人も増えるだろうし、それでスタジアムに来る人が増えればと思います。それによって、大分県自体が活性化できれば良いですね。そのためにも、絶対優勝カップを大分に持ち帰りたいですね」
――大分だけでなく、九州のクラブが優勝したことはないんですよ。
「そうなんですか。それじゃあ、なおさら負けられないですね(笑)。大分と言わず、九州に(優勝カップを)持ち帰ります」
FC東京の揺動が
鹿島の覇道を止める
「積み上げてきたすべてを注ぎたい」。(城福監督)
FC東京にとって、今季のすべてをぶつけるには格好の相手だった。立ち上がりこそ自陣でボールを奪われ、切り替えの早い鹿島の攻撃に苦しめられたが、石川を中心としたサイド攻撃を軸に徐々に応戦。16分には……
[J1]清水 vs G大阪、神戸 vs 大分
ナビスコカップ決勝を控える清水と、ACL決勝進出を決めたG大阪。好調の両者が激しくぶつかり合ったこの試合は、ナビスコカップ準決勝同様に迫力ある攻撃を展開した清水がG大阪を下した。2分にCKからルーカス、4分にはFKに青山が合わせるなど、開始早々から……









