失意のリーグ戦3連敗。崖っぷちの名古屋は、もう後がない。
今節、首位・鹿島との直接対決に敗れれば勝ち点差は19にまで開く。また、鹿島が今節勝利すれば、2位・新潟との差も勝ち点10にまで広がる。完全に「一強独走」態勢が出来上がり、リーグ戦の大勢が決まりかねない。
今回から始まるJ2ストライカー特集では、J2で活躍する旬な日本人FWにスポットを当てていく。その第1弾は、現在得点ランクトップタイに立つ大黒将志。フランスやイタリア、さらには代表経験もあるストライカーがJ2でどのような戦いを見せているのか。話を聞いた。


逆襲のカウンター。“黄金のガンバ”を切り裂く
一発勝負のラウンド16という大一番は、両指揮官の采配が勝負の明暗を分ける試合となった。
前半はG大阪が川崎Fを圧倒した。今季初めて顔をそろえた遠藤・橋本・二川・明神の“黄金の中盤”がその力を発揮。西野監督も「戻った主力選手のパフォーマンスも予想以上に高く、だいぶガンバらしいゲームが戻って来た」と手ごたえを話す内容で、細かいパス交換からチャンスを作った…

好調両攻撃陣。“反撃の夏”へ、カギは守備
リーグ戦再開の初戦(柏戦)を白星で飾り、FC東京は「反撃の夏」(城福監督)へ好スタートを切った。ナビスコカップでは決勝トーナメントに駒を進め、代表組も合流。日本人得点ランクトップの石川は相変わらずの好調で、カボレ、平山にもリーグ戦初ゴールが生まれた。「チームの雰囲気も良いので、この雰囲気を持続させて上位に行きたい」(米本)と選手たちも“反撃”に意欲を見せている…
難敵相手に“夏の清水”を見せ付ける
前節・山形戦では、前線の原、ヨンセン、岡崎がそろい踏みのゴールを決め、4-1で大勝を飾った。毎年恒例となりつつあるが、リーグ戦中断期を経て夏に強い清水の本領発揮というところか。
しかし、今節は岩下が持病の腰痛を悪化させ、欠場濃厚。そのため、最終ラインは前節出場停止だった青山と岩下が入れ替わる形になりそうだ。また、中盤でも枝村が週頭の練習を風邪で欠席している。いくつか不安要素はあるが、そこは分厚くなった選手層の見せどころでもある…

急転直下の後半。東京Vが終盤に勝ち越す
ポゼッションサッカーを貫き通した東京Vが、「自滅」(反町監督)の湘南に完勝。首位狩りに成功した。
序盤こそ「湘南の攻撃に勢いがあって、対応するのにやや時間がかかった」(高木監督)東京Vだったが、前線にロングボールを送り込んで湘南の最終ラインを下げさせると、次第にペースを握っていく。GK土肥からでも無理にロングボールを蹴ることなく最終ラインへとつなぎ、そこにボランチの柴崎晃、服部が受けてリズムを作る。そしてバイタルエリアに入ると、キープ力に長けたレアンドロ、ドリブラー・河野がアクセントとなり、そこにFW大黒、平本が絡んでゴールを狙っていった…
20日の新潟戦では主力を欠いて黒星を喫したG大阪だが、この大一番にはフルに近いメンバーで臨むことができる見込みだ。復帰戦で早速1対1での圧倒的な強さを披露した加地や天才パサー二川が手ごたえを得て、リーグで出場停止だった山口も戻る。







